学習効率が上がるノートの使い方とは?仕切り線を書くのは正しい?

学習のヒント
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各教科を勉強する上で、ノートを上手に使うことは学力向上のために必須です。

ノートの使い方については、正直いろいろな意見が散見しています。

「これが正解」というものを見つけるより、自分に合った使い方を見つけるというスタンスがよいでしょう。

これから紹介する使用法は、ノート活用の一つのヒントとして読んでいただければ幸いです。

ノートの真ん中に縦2列になる仕切り線を入れる方法

こちらは、中学や高校でいちばんよく取り入れられている方法です。

すでにやっている人には、そのメリットが理解できているでしょうから、ここは飛ばし読みしてください。

たとえば、数学では方程式など、英語では英文を思い浮かべてください。

一つの式や英文で、ノート幅いっぱいまで埋まってしまうことがあるでしょうか。

おそらくほとんどありませんよね。

仕切り線を入れずにそのままページに書いてしまうと、大抵、右側に余白ができてしまいます。

その余白が気にならない人ならば、それで特に問題はありません。

ただ、その余白が気になってその部分を埋めようとしたりレイアウトを考えながらノートを使う人も結構多いのでは?

ノートは自由に使うのがホントはいちばんいいのですが
それをできない性格の人もいるはずです

以下の項目に該当する人は、見直しが必要かもしれません。

  • ページのレイアウトなど、学習内容以外のことに意識が向いてしまう
  • 授業のときにノートをとるのが、他の人よりいつも遅くなってしまう

どちらかに当てはまるならば、2列に仕切る方法を一度試してみましょう!

勉強のジャンルによってノートの取り方を変えましょう

行間や余白に余裕をもたせて書くほうがいい場合

1.単元や要点をまとめるとき

この場合は余白などを気にせず、なるべく見やすいレイアウトにする必要があります。

ページ内の文字の配置が詰まっていたりバラバラだったりすると、頭の中に映像として残すことができません。

単なる情報としての文字列になってしまうと
記憶にはなかなか結びついてくれないということです

頭のなかにしっかりと記憶させるためには、スッキリとしたレイアウトであることも大切です。

2.やり直しをするスペースが必要なとき

数学の計算・英作文など、その問題のすぐ近くにやり直しを書き込むスペースが必要です。

やり直しスペースが間違えた箇所から離れてしまうと、どの部分でミスをしてしまったのか確認しながらやり直しをすることができません。

間違えた問題をまた一から解き直すのも大事なことです。
ただ、どういうときにミスが起こりやすいかをハッキリ認識することも、同じくらい大切です。

社会や理科の問題を解いたあとの、補足説明を書き込む場合も同じです。

1ページに文字をギッチリと詰めて書くほうがいい場合

特に単語や漢字の練習は、スペースなどを気にせず、とにかくたくさん書くことが必要な作業です。

その日勉強するノートのページ数をすでに決めている場合、余白部分は少ないに越したことはありません。

社会や理科に関しても、一問一答形式の解答のみであれば、詰めて書いても問題ないでしょう。

まとめ

人によってもノートの使い方には向き・不向きがあります。

そして、「これがいちばんやり易い」と思っている方法が、必ずしもそれがその人に合っているとも限りません。

頑かたくなに自分のやり方だけに固執せず、学校や塾の先生または親から受けたアドバイスは、一度試してみるとよいでしょう。

そうすれば、思わぬところから自分に合った方法が見つかるかもしれません。

いずれにせよ、ノートの使い方で学習効率が大きく変わるのは間違いありません。

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