はじめに
塾を選択する際に、近所のどの塾がより成果を上げているか、まずは知り合いなどから情報を収集することからスタートです。
ただ、いくら評判の塾に子どもを入塾させたいと思ったところで、塾の形態によって向き・不向きは絶対にあります。
「個別指導」と「集団指導」に大別した場合の記事がありますので、まずはそちらをお読みください。(↓)
「個別指導」と「集団指導」どちらに向いてますか?
どちらを選択すべきかは、子どもの性格や生活習慣で判断しなければなりません。(以下)
個別指導塾に向いている子ども
- 他人にペースを乱されやすく、静かな環境で落ち着いて勉強をしたいと思っている子ども。
- 分からないことがあっても、みんなの前でなかなか質問ができない子ども。
- 部活動の練習がハードで、練習や試合などのスケジュールも安定しない子ども。
- 学校の授業についていけず、勉強のやり方を一から身につけたい子ども。
集団指導塾に向いている子ども
- 競争心が強く、競うことで力を発揮できる子ども。
- 基礎学力はすでに身につけており、全体のなかで遅れることなく授業についていける子ども。
- 与えられた指示を忠実に実行できる子ども。
どちら向きかはおそらく
ある程度はお子さん自身でも判断できるはずです
ただ、よほど成績向上に対する執着がない限り、子どもは「友だちがいるから。」「先生が優しそうだから。」という理由で塾を選択しがちです。
ですから、お子さんの性格を踏まえた上で、保護者がしっかりと主導権を握って選択すべきです。
そして、塾に通うかどうかの最終的な決定はお子さんに任せるのが最善でしょう。
入塾の際に気をつけること
今はどこの塾でも、無料の体験期間を設けています。
「自分には合わなかった。」といって、また別の塾を探すとなれば、入塾金などの余分な費用をその都度支払わなければなりません。
体験期間中には、塾の体制や講師の質などをしっかりと見極めることが大切です。
ウチの子にこの塾はやっぱり合わなかったのかなぁ…
入塾後にもしそう感じたならば、その状態を続けてよいのか早い段階で再検討することが必要です。
そこは「お金がもったいない…」などとは言ってられません。
そういう効果が、遅くとも3ヶ月以内に見られなければ、今後に期待はあまりもてないでしょう。
さいごに塾選びのポイント