個別指導と集団指導はどっちがいい?

教育メモ
教育メモ

昨今では、学習塾の形態も多様化しており、これまでにはなかったシステムや機材、なかには勉強を教えない塾まで存在します。

それを踏まえた上で、今回は「個別指導塾」「集団指導塾」の2つに絞って、それらの形態のちがいをまとめてみました。

2つの指導形態と特徴

個別指導塾

講師1人が1~3名の塾生を教える。
一般的に費用の単価は高い。

集団指導塾

講師1名が1クラスを教える。
一般的に費用の単価は低い。

それぞれの形態のメリット

個別指導塾
  1. 個々の実力や理解度に合わせた対応ができるのが最大のメリット
  2. 「学力の高い子」にはハイレベルの指導、「学校の授業についていけない子」には基礎からじっくり指導することが可能
  3. 講師主導という観点で、学力アップの即効性が高い(「本人のやる気」にあまり左右されない)
  4. 目の前で問題を解かせて解説をするので、子どもに気を抜く暇を与えず指導できる

塾主導でまず点数を伸ばし、自信がついたら少しずつ自立学習を促していくというのが、一連の流れになるでしょう。

集団指導塾
  1. 競う相手(ライバル)が周りにいるというのが最大のメリット
  2. 一人ではなかなかエンジンがかかりにくい子でも、競争相手がいることでモチベーションを高めやすい
  3. 「英文の読み合わせ」や「公式の暗唱」など、音を記憶に結びつけるような指導法では、ほかの子の声が耳に入る集団指導が有利
  4. 授業を受ける姿勢」を学校の授業に反映させることができる

塾での学習姿勢を学校の授業に繋げることができれば、塾の勉強内容プラスαの成果にも期待がもてます。

まとめると…

短期で点数を伸ばし、子どもにまずは自信をつけさせたいなら「個別指導塾」

長期視点に立ち、子どもの学習姿勢を根本から改善させたいなら「集団指導塾」

タイトルとURLをコピーしました