教室のイスを補修しました

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教室にある生徒用のイスを補修しました。

開塾の初年度に、自習室用に20脚準備したパイプ椅子ですが、10年以上経ってほとんどのイスがすでにボロボロの状態。

この際、学校と同じイスにぜんぶ入れかえてしまおうと、子どもたちに意見を聞いてみたところ…。

「学校のイスはイヤです!」

どうやら長時間座ってると、オシリが痛くなってしまうらしい。

木のイスなら丈夫でほぼ劣化しません。

塾にとってホントはそのほうが好ましいんだけどなぁ・・・。

正直かなり悩みましたが、実際に使うのは子どもたちなので、そっちを優先すべき。

ただ、パイプ椅子を買い替えるとなっても、また破れたりしてしまいます。

ザンネンなことにパイプ椅子は素材がチープで、要するに生地もスポンジもペラペラなのです。(↓)

そういうわけで、今使用しているイスを、より良い素材を使って補修することにしました。

生地は厚手のものに、、

スポンジはチップクッションにしました。

どちらもソファー用の素材です。

結果、イスを新しく替える予算より、材料費のほうが高くなってしまったのはココだけの話。

補修作業に取り掛かります。

生地とスポンジを取り外し(←これがいちばんタイヘンでした)、チップクッションをカットして、専用の接着剤で貼り付けます。

生地をタッカーで留め、あまった部分をカット。

表面はこんな感じです。

(背もたれが弛んでますが、生地が分厚いのでこれが限界…^^;)

あとは元どおりに組み付けて完成です。

お尻が底づきすることもなくなり、座り心地はなかなか良好のようです。

これで長時間の自習や模試でも大丈夫かな。

すべて張り替えるのに10日ほどかかって、肩も腕もバキバキになってしまいましたが…。

子どもたちの要望にどうにか応えることができました。

そして生地色のおかげで、教室全体の雰囲気も明るくなり。

最後に余談、、

悩んだ末に、わりと状態がよかった一脚だけ、
記念にそのまま残しました。

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