勉強のシーズン到来です!

ブログ
塾通信(10月)からの抜き出しです。

塾生の皆さんへ

勉強のシーズン到来です!

暑さの和らぐ秋は、勉強のためのベスト・シーズンであると、昔からよく言われます。
時間をかけてじっくりと勉強をするのは今なのではないでしょうか?

特に中学生にとって、定期テストのおこなわれない10月は、差をつけるチャンスでもあります。
しかし、勉強に“追われている”うちは、やったことがなかなか身につきません。
計画性をもって、常に先に先に行動をし、“自分のための勉強”をする時間を確保できる生活のリズムを、この時期にぜひ身につけましょう!

まず、やろう!

「○○(教科)の勉強のやり方が分からないので教えてください!」

ふだん塾で、このような相談を受けることが往々にしてあります。
たしかに効率的な学習法なら各教科に存在しますし、こちらの指導が学力向上のきっかけになるのであれば、そうしたいところではあります。
ただ、これまで相談を受けてきた経験上、それを指導したとしても、そのとおりにしっかりと実践できる人はなかなかいません。
そしてその理由もなんとなく推測できます。
「○○(教科)のやり方が・・・」というざっくりとした相談には、その人の、学力向上に対する強い意志が感じられないのです。
つまり、学習法を人に丸投げしているところに、問題が潜んでいるのではないでしょうか?

逆に、こういう人ならどうでしょう?(↓)

「昨日、ここをこういうふうに勉強したのですが、なかなか理解できません。
どうすればいいですか?」

ちがいは分かりますね?
この人は勉強法について相談してくる前に、おそらく自分自身で行動を起こしています。
このような相談の場合は、その人に合った学習法のいくつかをすぐに提示しています。
なぜなら、そういう人ならその学習法をしっかりと実践し、学力が向上する見込みがあるからです。

学習法に正解などありません

これはあくまで傾向ですが、学力が伸び悩んでいる人は、学習法が間違っているのではなく、やる気や継続が不足している場合がほとんどのように思います。
そして自分自身の勉強法をいつも人に委ねてしまう人は、高校に進学してもその姿勢が変わることはおそらくないでしょう。

たとえ遠回りの方法だとしても、勉強したことで学力が低下することなどありえません。
例えるなら、人に教えてもらって3歩進むより、自分で工夫して1歩進むほうが、ずっとずっと価値があるということ。
そして自分自身で踏み出したその1歩によって、それがその後の成長や学力向上につながる可能性は極めて高くなります。

勉強のやり方を人に相談してみること自体は、悪いこととは言いません。
大切なのは、5回読んで理解できないならば10回読んでみる。
10回書いても覚えられないなら20回書いてみる。
それをやった上で、あらためて人の意見を聞くようにしてみれば、勉強に対する姿勢もおのずと変わってくるのではないでしょうか?

タイトルとURLをコピーしました