9/9授業前…

ブログ

今日の授業は中1のみ。

その準備も終わり、ブログを書きながら中1生を待ちます。

秋になると時間も比較的ゆっくりと流れているように感じられ。。

子どもたちが来るのがより待ち遠しく思えます。

 

それは開塾して2年目のこと。

授業を開始した直後に、子どもたちの前で自然と口から出たことば。

「僕はこのクラスの授業をするの毎回楽しみなんだよね~。」

そのときの子どもたちの、戸惑いを隠せない様子…

ついぞ見たことのない照れくさそうな表情。

その時の様子は今でも鮮明に覚えています。

 

しかし子どもたちがそういう反応を見せるのも無理はありません。

開塾して2年目くらいまでは…

大きな声を張り上げ、教室内も張りつめた空気。

授業中に私語をしようものなら、

一言…「うるさい!」

そのころは当然、子どもたちも自分から質問になど来ることもなく。

プリントを貰いに来る子など…ほとんど皆無。

 

今の授業はいつもそんなピリピリとした雰囲気ではないにしろ、

特に緩いわけでもありません。

宿題を忘れたり、解説中にボーっとしてたりすると、

たまに大きな雷が落ちることもある。

だから子どもたちもそうならないようにする。。

周囲を見て空気を読む。

 

子どもたちが頻繁に事務所に来るようになったのもここ1~2年のこと。

みんな授業の休み時間を狙って、2階の自習室から下りてきます。

自分の勉強したい教科のプリントをコピーしてもらうべく、

1階が休み時間に入る直前、いつも教室のうしろには、待機している子たちの顔が見えます。

1限目の授業を終えると、必要な問題をコピー…それを並び順に手渡します。

もちろん1限の後片付けなどしている暇などありません。

自分から「ここを勉強したい!」とプリントを取りに来ている。

そういう時こそ、できるだけその子の今の状況に合った問題を渡したい。

質問へも「知りたい!」と思っているときに答えたい。

そうこうしているうちに10分という短い休憩時間はあっという間に終わってしまいます。

数年前とは様変わりした、事務所の今の風景です。

 

ともあれ、子どもたちを待ち構える私の心境に変わりはなく。

授業前はいつも「早く子どもたちの前に立ちたい」という気持ち。

それは不思議と薄れることはありません。

子どもたちが「なるほど」としっかり理解してくれるにはどう伝えればよいか?

直前までそれをイメージする。

授業のテンポや解説の際の言葉づかいなど、

特に単元の導入の際は、それを間違うと子どもたちの頭にはスムーズに入っていかない。

 

今、教室には先ほど来た中1生が一人。

宿題をやっている様子です。

中1のクラスは割と学力差は大きいものの、

解説に入るとみんな真剣な顔つきになる。

中1生にとって今は大切な時期。

一名たりとも脱落者は出しません。

あと1時間、このブログを書き終えたらもう一度、

今日の授業の準備をチェックです。

 

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