今日は中3生の授業。
先週届いた統一模試の結果を一人一人と話をしながら返却です。
先週の欠席者を除き、これで全学年の子どもたちの手元に、
統一模試の成績表が渡りました。
中1生は全体としてよい結果が表れたとはいえ、
今回のテスト範囲の中には小学生の学習内容も多く含まれています。
純粋に中学だけの成果を見るのは1月の模試。
今回は参加できなかった子も多かったことも含め、
次回の結果に期待です。
中2生に関しては、今回は正直なところ不本意な結果。
ほとんどの子たちが苦い表情で成績表を受け取ります。
もともと数・英が苦手とする子どもが多いとはいえ、
私自身の授業にもこの夏、詰めの甘いところがあったのかもしれません。
「このままじゃダメだ。」
9月からの授業は危機感から自然と気合いが入る…。
それはおそらく子どもたちも感じていることでしょう。
11月の定期テストで何とか結果を残し、
1月…最終の統一模試の結果に繋げなければなりません。
そして中3生。
全体の成績としては、4月の模試と比べると、
平均点を大きく伸ばしており。
それは成績上位の子たちが、軒並み点数を伸ばしていることが要因のようです。
反面、学校の成績中位の子どもの伸びが今年は今一歩。
もともと成績下位の子がいない中3生のクラスに対し、
夏の間は中位の子たちを引き上げるべく、
「これでもか」というほどの基礎演習、そしてそれに合わせた解説。
奇しくもそれが、思惑とは異なる結果になってしまったことは、
これから指導していく上で私自身が反省すべき点です。
すでに受験に対し臨戦態勢に入っている子たちは、
これからも自然と伸びていきます。
入試での合格ラインギリギリのところにいる子たちの学力とモチベーションをどう引き上げていくか。
それが現段階での最優先課題です。
ともあれ9月からの授業を見る限りでは、
どの学年のクラスも階段を一段上ったのを感じる。
授業中を受ける子どもたち一人一人の顔つき・クラスに漂う緊張感からそれを感じ取ることができます。
この今の雰囲気こそが夏のいちばんの成果であるといえるでしょう。
今年の夏、思うような成果が得られなかった子も確かにいますが。。
模試の点数を見て危機感を持てども、決して焦ってはいけない。
“危機感”と”焦り”は似て非なるもの。
“焦り”の気持ちでは100%の力を引き出すことはできません。
「この夏に○○ができるようになった!」
成績如何にかかわらず、そう言えるところを多少なりとも全員が持っているはずです。
ゼミで「また~?!」とつぶやきながらも何度も何度も繰り返しやったこと…
そのことを覚えておいてほしい。。
私自身、考えさせられることも多かった、
今回の統一模試の結果でした。
~追記~
先のブログ”深夜の出来事“にて記載した大学生から、
先日、「合格しました!」との知らせを受けました。
半年前に2点届かなかった70点というライン。
今回は95点取って見事リベンジ達成。
晴れて大学卒業が決まりました。
それからしばらくして塾にも顔を出してくれて…
「やっとスタートラインですよ。」というその子の晴れ晴れとした表情を見ていると、
半年前の”内定取り消し”のことなどとうに忘れているかのよう。
これから就職試験を受けることになっている某銀行。
「多分内定決まりますよ。」と自信たっぷりでした(笑)
またいつか吉報が届くことでしょう。