自宅学習のすすめ

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子どもたちにはいつも元気に塾に通ってもらい嬉しいかぎりです。

ましてや「よく分かるようになった。」という声を聞くことができれば、それは尚更のことです。

 

保護者の方々が塾に求めるもの…それはそれぞれ違うかもしれません。

そして学習塾の方針も様々。

しかし自分のお子さんにその塾が合っているかどうかは、入塾の際に考えられたことと思います。

 

ただ、いろんな塾があるとはいえ、先ずは保護者が塾に対して求めるもの。

それは「成績を伸ばすこと」、そしてその先にあるのは「志望校合格」。

それはどこのご家庭でも同じだと思います。

 

では…

成績を伸ばすために必要なことは何でしょうか?

まずは本人自らが「やる気」をおこすよう導く。

入塾してまずやらなければならないことです。

「やる気」さえ起これば、授業時の集中力も次第についてきます。

そしてその授業よりももっと大切なもの~ それは…

 

塾で勉強する時間は限られています。

平日は毎日塾通いという子どももなかにはいますが、それでも1週間で10時間程度でしょう。

自宅で過ごす時間の方が圧倒的に長いということを考えれば、必然的に答えは出てきます。

小・中学生の5割近くが塾に通っているという現状、どこで差がつくかというとそれはやはり「自宅学習」ではないかと思います。

 

宮崎県では昔から「宅習」という慣習があります。

「宅習」ということばは宮崎固有の方言であること、もちろんパソコン・携帯などの入力変換で「宅習」という文字は出てこないこと…ご存じでしょうか?

『自宅で1~2ページほどノートで勉強』 → 『それを学校に提出』 → 『点検』

このような宮崎県民からするとごく当たり前の流れも、他県の方から言わせると特異な習慣に思えるようです。

(市内の私立中学校では「宅習」のないところもあるようです。)

宮崎県内ですら、ともすればノートを埋めるだけの単純作業にもなりかねない「宅習」に対しては賛否のどちらもあるようですが…。

 

私自身、どのような形にせよ「宅習」はどの子にとっても必ず意味があるものだと率直に思っています。

もちろん、ノートの使い方・学校の先生方の点検方法などによって差はあるかもしれません。

しかし教科書や参考書などを眺めるだけの勉強に比べれば、はるかに意味のあることではないでしょうか?

 

いずれにせよ宮崎に住んでいる以上、「宅習」という課題は避けることができません。

塾の中でも、「いい使い方だな~」と思えるノートを持っている子どもはごくわずかです。

たまに塾でもそれを指導することがありますが…なるべく意味のあるノートの使い方をしてほしい。

どうすればより効率的に学力を上げることができるか、子どもたち自身でも是非考えてほしいものです。

 

最後に、出版社からいただいた資料より、ノートの使い方についての資料を下に添付します。

もちろんそれが絶対に正しいというつもりはありませんので、あくまでも参考程度に…。

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資料:「ノートはぜいたくに使う

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