某私立高校へ学習塾を対象とする説明会に行ってきました。
開始10分前に学校に到着、広い会場にはすでにたくさんの塾関係者で埋め尽くされています。
それからほどなくして「”おもてなし”の気持ちでお待ちしてました。」という校長先生の言葉で説明会が始まりました。
「今年は例年までとは違う」という前情報の通り、まず最初に新しい取り組みについての説明。
それは…予想していたクラス編成や授業内容の変更などではなく、生徒の状況を管理するための「管理シート」を刷新したとの説明でした。
シートの原本を見てみると、これが各学科ごとにとても細かく項目分けされている。
その中には塾生の管理にも活用できそうな内容も幾つか…。
確かにたくさんの生徒をかかえる学校では、こんな方法で生徒一人一人を管理していかなければならないのかと、改めて気づかされます。
それから先生方が入れ替わりながら各学科の説明。
その中で構成のしっかりした資料、先生方のプレゼン力…。
今年は説明される先生方の中に女性の先生が2名いらっしゃったのも新鮮でした。
とにかく、つい先日塾でも説明会を行ったばかりだったこともあり、それらの一つ一つが勉強になります。
今度説明会を開くときには、まだまだ改善の余地がありそうです。
このように説明会に出席するのももう20年以上、会場には見慣れた塾関係者もたくさんいます。
その中でも勢いのある塾の先生たちはやはり元気がある。
説明会に出席する目的の一つは、そのような先生方と顔を合わせること。
(今回は途中休憩の時間は、先日の説明会のお礼で学校の先生方へのご挨拶に奔走し、塾の先生方とはほとんど話ができませんでしたが…。)
そのような場にいると他の塾には負けられないという気持ちが沸々とわいてきます。
一人で塾をやっている私にとって、このような説明会はモチベーションを上げていくための大切なイベントでもあるのです。
説明会も終盤を迎え、めずらしく予定時間をオーバー。
今日は先生方も説明にかなり熱が入っていたので、そのせいでしょうか。
ようやく説明会も終了し、帰る間際に塾関係者の中に以前の教え子の姿が…。
彼が挨拶に近づいて来たのもつかの間、まだご挨拶を終えていない先生の顔が視界に入り、その先生のもとへ。
最後まで慌ただしく動き回りつつ、「早起きしてよかったな」と思いながら学校を後にしました。