今日は朝から事務所で「夏ゼミ」の準備。
中3生の三者面談の準備も重なり、夕方までと考えていた予定も夜まで伸びそうです。。
大淀中の子どもたちは明日でやっとテスト期間が終わります。
台風のせい(お陰?)で、期せずして勉強する時間も増え、
こちらとしては望ましい限りです。
初めは「日曜日は自宅でじっくり勉強をしてくれれば…」とも考えていましたが…
明日は主要5教科のうちの4教科を残しているらしく、
やはり自宅でのんびり勉強しているわけにはいかなかったようです。
昨日のうちに、「明日は何時から塾開いてますか?」
子どもから元気にそう尋ねられると、つい「10時!」と答えてしまいました(笑)
今日は朝から数名が塾にやって来て、
学校で渡された「対策プリント」に向かいあい黙々と覚える作業。
木曜日には「技術」や「家庭」の勉強を、みんなでワイワイ教え合いながらやっていましたが、
流石に今日はそんな余裕はなさそうです。
2ヶ月に一度はやってくるこの「テスト勉強」
何のためにこんなに大変な思いをしているのか…
本当に解ってやっている子どもはほとんどいないでしょう。
「今やってる勉強は将来役に立つんですか?」
毎年数名からは必ず尋ねられますが…
すべてではないにしろ、勉強したことで将来役に立つことももちろんあります。
今の学力社会の中で、「点数を取ること」が「自分の夢に近づく」手助けをしてくれるのも事実です。
しかし…
「勉強に向かいあう姿勢」こそが、社会に出てからの「行動力」を生むこと。
そして、
『困難を克服する精神力』、そしてそれに対する『目的意識』こそが大切であること。
お父さま・お母さまはよく解られていることと思いますが、
それを学生のときに理解するのはなかなか難しいでしょう。
「仕事が楽しければ、人生も愉しい」
妙に納得してしまう言葉ですが…
子どもたちにとっても、
「勉強が楽しければ、生活も愉しい」のではと思います。
① 頑張ってよい成績を取って、親から小言を言われない生活
② 遊びたいだけ遊んで、いつも親から口うるさく言われる生活
私がよく尋ねる2択です。
そして子どもたちはもちろん前者を選びます。
どちらが自分にとってよいことか、子どもたちもよく解っているようです。
ともあれ、台風で延びてしまったテスト勉強もようやく明日で終了。
子どもたちにとっては、「短距離走」がいきなり「マラソン」に変わってしまったような感覚かもしれません(笑)
終日塾にこもって頑張った子は、金曜日の「技術」や「家庭」のテストもかなりの手ごたえがあったようです。
それぞれがしっかり「頑張って」臨んだ今回のテスト…
良い結果が出てくれると嬉しいです。