今日の午前中も歯医者さんでの治療を終え、只今事務所でパソコンに向かってます。
「歯医者さんに通う」というのがもうすっかりライフワークに加わり、そして治療を終えたあとはスッキリした気持ちになって何故かブログを更新したくなります(笑)
昨日は小学6年生と中学2年生の授業、病院での治療のため2年生が1名が欠席でした。
欠席者に対しては休んだ分の補習授業をする…どこの塾でも当たり前のように今はやっていることです。
しかし啓心塾ではこのような場合、個別で欠席分の補習授業は行いません。
子どもたちが「補習をしてほしい。」と言ってきたとしても…。
「補習授業はやらない」
…それは開塾当初に決めたことです。
幾つか理由はあります。
「欠席してしまうと、あとでどんなに苦労するか」ということをまずは自分自身で認識してほしい。
「欠席分を補う」ことよりも「欠席しないようにさせる」ことが重要だと思うからです。
つまり、「欠席しても補習してもらえるから…」という理由で、簡単に休んでほしくない。
補習授業を行った方が私にとっても子どもたちにとっても都合がいい…当然のことです。
しかしそれでも私の方から子どもたちに「補習に来るように。」とは言いません。
(もちろん時と場合にも寄りますが…。)
欠席すると次回の授業が理解できなくなってしまう…それは一人一人が解っていることです。
ですから欠席した次の授業の日は、自主的に授業の1時間くらい前に来て勉強している子もいます。
その場合、その子の勉強の様子を伺いながら、しかし「教えようか?」と声を掛けたいのをグッと我慢します。
こちらから声を掛けるのは、どうしてもその必要があるときだけ。
勉強している箇所が難しい内容だったり、導入の部分であったりすればそれは仕方のないことです。
そして「解りません。」と質問などをしに来たとき初めて指導をします。
そのようなアクション(動き)を子どもが自ら起こすことが大事。
たまに授業内容をお互いに教えあったりしていますが、それも子どもたちの学習過程としては必要なことです。
そのせいもあってか、今来てくれている子どもたちは欠席日数も少なく、それは学年が上がるのに比例して顕著に表れています。
(特に中3生は年間の欠席日数は一人平均1日ほどでした。)
また、「欠席=返金処理」という形をとっているせいで、「塾に迷惑をかけてはいけない」と、多少体調が悪い日でも欠席させず無理矢理塾に出していただけるご家庭もあるようですが…それも有り難いことです。
逆に「こちらの都合での欠席しているのだから返金するのはおかしい。」と気を遣ってお母様が連絡してこられたことも何度かあったぐらいです(笑)
今後も同じ形でやっていこうと思っていますが、もしご意見などがあればご遠慮なくお願い致します。
たとえ些細なことであっても…
それが厳しいご指摘であれば尚有り難いです。
塾に対してずっと不満を抱えてきた挙句、いきなり「退塾します。」という状況だけはどうしても避けたいというのが私の本意なのですから。
「欠席」という題名で長文のブログになってしまいましたが…
欠席処理に関しては考えがあってのことだということだけ解っていただきたく思います。
尚、「○○の部分を教えてほしい」「テスト前に個別で教えてほしい」等、保護者からご連絡があった場合の補習は現在も行っておりますので、そちらはご遠慮なくお願い致します。
では。