塾で新年度の授業を開始してから10日が経ちました。
例年と比べ今年は体験希望者が多く、
特に中3生は12月初旬からずっと体験授業が続いています。
正直、こういう状況では在塾生もさぞ落ち着かないことでしょうが。。
ただ、ここ数ヶ月で入塾してきた子たちを見てみると、
「成績を上げたい!」と…
純粋な気持ちで入塾してきた子が多い。
授業中、教室内を見渡してみると、そのことがよく分かります。
在塾生もそれはきっと感じてとっていることでしょう。
新たに入塾した子たちの学習に対する意識が高ければ、
それが在塾生によい影響を与えないはずがありません。
本来ならば在塾生の方が新入塾生の意識に影響を与えるものなのですが、
今年はそれが逆になっているようです。
その影響か、先週まで受験生で溢れかえっていた2階の自習室は、
入試が終わるのを待っていたかのように、
昨日は新3年生がたくさん勉強をしに来ていました。
昨日問い合わせの連絡が入り、
今週からまた新たに新中3の体験生を受け入れることになりましたが…
学力・成績は別にして、その子に「学習意欲」があるのかどうか、
こちらもしっかり判断をした上で入塾を勧める。
子どもたちの意識やモチベーションを低下させるような流れを決してつくってはいけない。
入塾生やそして在塾生に対しても、
それが塾としての責任です。。
そして昨日、新中2生のクラス。
ようやく久しぶりに体験生を迎え入れての授業になりました。
その子は卒業生の弟で、
「弟をよろしくお願いします!」と直接連絡もあり、
どうやら入塾を強く勧めてくれたようです。
「お兄ちゃんから塾のことはどういう風に聞いてる?」
初めにそう質問するとその子は、
「宿題とか忘れると怒られるけど、普段はやさしいって言ってましたぁ。」
なるほど…その説明は正解でしょう。
ただその子の話を聞いていると、「怒られる」の部分…
どの程度厳しいのか、ホントにちゃんと伝えてくれたかどうかは疑問です(笑)
在塾生を含め、奇しくもこれで新中2生は全員が卒業生の弟・妹。
お兄ちゃん・お姉ちゃんはみんなとてもよく頑張ってくれましたが、
果たしてそれを超えることができるでしょうか?
今後が楽しみな学年です。
塾ではすでに新学年の学習を開始してるとはいえ、
学校はまだ現学年の授業が続いているという状況があります。
新入塾生が、子どもたちが気持ちを切り替えるきっかけとなってほしい。
これで中学生はようやく全学年で動きが起こりました。
2ヶ月先の定期テストを見据え、
そのための準備をしっかりと進めてほしいものです。