今年は数年ぶりに、4月からたくさんの小5生を塾に迎えることとなり、
その子たちも毎回元気いっぱいで授業を受けてくれています。
これまでには1名だけという年もありました。
そういう子は必然”個別指導”となるため、1対1で解説を受けられますのでラッキーともいえますが。
”隣で授業を受けている他の子がいること”
特に小学生はまだ学力の差もついていないためか、互いのライバル心を隠そうともしません。
そういう意味では、複数人数での授業は、個別指導とは違った効果を期待できます。
ある保護者からの声、
「授業が楽しいそうです。」
月謝をいただく塾にとって学力をアップさせることが最優先だとしても、
小学生は”楽しい”だけで十分だと思う。
『好き』はその子のいろんな可能性を引き出してくれます。
「算数が好き」「塾が好き」「先生が好き」…
なんでも構いません。
他の教科はどうあれ、
算数に関して今はみんな横一線のようです。
授業に真剣に耳を傾ける子どもたちの姿を見ていると、こちらも到底手を抜くことなどできません。
たまに学校での様子、
学校でも「授業が楽しい」という話を聞く限りでは、
よい形で新しい学年をスタートできたようです。
これからの塾の授業でこの子たちがどう成長していってくれるか。
塾のある曜日を楽しみにしてくれる限り、
親御さんに対する塾としての責任、延いては子どもたちの学力の向上、
それも同時に果たせそうな気がする、今日この頃です。