夏休みまで残り1ヶ月を切りました。
この夏をどう乗り切るかが、今後の成績を大きく左右します。
少し早いかもしれませんが、今日は夏休みに入る前の心の準備について少し。。
言うまでもなく、夏休みは無計画にダラダラと過ごしてしまうと、あっという間に終わってしまいます。
おそらく保護者の中にも、学生のころに経験されている方が多いのではないでしょうか。
それが分かっているだけに、自分の子どもには夏休みにみっちり勉強してほしい。
「勉強しなさい!」と言ってしまう回数が多くなってしまうのも必然です。
しかしそう言って子どもを机の前に着かせても、なかなか集中して勉強できるものではありません。
いくら勉強時間を増やしたからといって、それはダラダラとした学習のリズムを、無駄に身につけてしまうことにもなりかねない。
“学習時間を増やす”ことよりも”子どもの意識をどうやって勉強に向かせるか”
古い記憶ですが、私が学生の頃を思い出してみます。
夏休み中はいつも心に何か引っかかるものを感じながら遊んでいた記憶。
◆「今日はまだ勉強してないからそろそろ親に怒られるかも…。」
◆「夏休みの宿題が全然終わってない…。」
◆「今年は受験しないといけないのにどこから手をつけていいか分からない…。」
つまり私がダメダメな学生だったということなのですが。。
今、塾に来ている子たちを見れば、学生時代の私よりもよっぽどしっかりしている子が多いです。
自分の目標をしっかりと見据えて勉強できる、そういう子たちは特に問題ないのですが。。
見ているとそうでない子たちも確かにいます。
そしてそういう子どもの気持ちの方が…実はよく理解できます(笑)
今年は夏休みの計画を、事前に子どもたちにしっかり立ててもらおうと思っています。
去年は1日の計画だけでしたが、今年は各教科項目に分けて綿密な計画表を作成してもらう予定です。
つまり、”勉強する時間”と”遊ぶ時間”をはっきり区別するのがねらいです。
決められた時間だけは集中して勉強する。
そして遊ぶ時間は親や先生の目を気にせず、堂々と思いっきり遊ぶ。
たとえ遊び疲れたとしても、”心”はきっと元気になってくれるはずです。
それはまた勉強するときの力にもなります。
勉強にせよ遊びにせよ、子どもに自分の生活の目的を与えることが、長い夏休みを過ごす上で大切なのではないかと思います。
夏休みの計画表については、少し前から構想を進めており、
作成した原本を現在手直しをしているところです。
完成しましたらまたブログにてお知らせ致します。