夏の終わりに

ブログ

夏休みも終盤。

模試も終わり、これからは9月からの学習の準備に取りかかります。

今日は大淀中吹奏楽部の3名が、

昨日全国コンクール出場を決めたその余韻も冷めやらぬまま、

今も統一模試の問題と格闘中です。。

思えば夏休み中は部活動のあと、疲れた体を引きずりながら、

勉強の遅れを取り返そうと塾に足を運んでくれました。

今日くらいはゆっくりさせてあげたいのも山々ですが、

そうはいかないのが受験生。

全国コンクールまでは何とか踏ん張ってほしいものです。

 

中3生に限っては9/3、4に地区実力テストを控えているため、

これから8月いっぱいはその対策です。

まだまだ全員揃っての授業はできない状況、

毎日塾に来ている子どもたちがモチベーションをどう保っていくかが一番の課題だと思っていましたが…

授業の終わりに、

「疲れた~!」という声が多かったことを振り返ると、

『受験生としての姿勢をしっかり身につける』という目標を、

一人一人がちゃんとクリアしてくれた様子。

今年の夏、子どもたちがまた一つ階段を上ってくれたことを実感します。

 

中2生に至っても、

中3生に負けず劣らず多忙なスケジュールを抱え、

必然的に欠席者も多くはなりましたが…

それでも相変わらず「他の子に負けたくない」という、

半ばピリピリしたような緊張感が直に伝わってきます。

休みの日に「学校の宿題があるから。」と、

塾に勉強しに来る子が増えたのもよい兆候。

私からは「勉強しに来るように。」という言葉は一言もかけていませんが、

おそらく中2の教室のうしろで勉強をしていた中3生のお陰。

自分たちのうしろでいつも黙々と勉強している中3生の姿…

下級生にとってどんな言葉より説得力があります。

 

中1生は他の学年と比べると、出遅れた感が否めず。

7月までにやってきたことが、こちらの思っていたよりも身についていなかったのは大きな誤算でしたが…

それでも、そのことを自覚したのか日を追って状態もよくなり、

応用問題までは行きつかなかったものの、

これまでの基礎はしっかり身につけてくれたようです。

これからは1週間は9月からの予習に終始します。

 

小6生、『受験クラス』という名前こそついていないとはいえ、

受験する子どもたちばかりなので、

基礎ばかりに時間を割くわけにはいきません。

「計算ミスをなくす」、「解くスピードをつける」等々、

まだまだ完全にはそれぞれの課題を克服するには至りませんでしたが、

「一つの問題をじっくりと、時間をかけて解く」という姿勢は、

夏休み開始当初と比べ格段についてきています。

算数の問題を解く上で、『しつこさ(=粘り強さ)』は最も大切な要素。

これからが楽しみです。

 

そして最後に5年生。

夏休み前に入塾し、今年もようやく小5生の授業を開始。

現在1名ですが、毎回楽しく授業を受けています。

それもつい先日のこと、

本人の口から「算数が楽しい。」という言葉が聞けて、

こちらもホッとひと安心。

毎回ちょっと難易度の高い宿題を出しているので、

お母さんと一緒に家で悪戦苦闘している様子です。

夏休みいっぱいはお母さまにもご面倒をお掛けしますが、

今しばらくはどうぞ宜しくお願い致します。

 

早いもので、夏休みも残すところあと一週間。

私としてはそれこそあっという間、

子どもたちはどう感じているでしょうか?

今日はほとんどの子どもたちが、

夏の最後の想い出づくりに『まつり宮崎』に出かけているようです。

吹奏楽部のうち1名は、

今日同じ吹奏楽部の友だちと、

日中思いっきり羽目を外してきたとのこと。

その子は統一模試をまだ3教科を残し、今もなお頑張っています。

 

思い思いの夏休みに名残惜しさを感じる暇もなく、

9月からまた、忙しい毎日が始まります。

 

タイトルとURLをコピーしました