今日は、昼から中3生の特訓ゼミ、夜は中1生の授業。
そして来週に学年末テストを控えていることもあって、
2階の自習室は昼から、中2生で賑わっていました。
その中には入塾したばかりの子たちの姿も見られ…
「自習室は自由に使っていいよ!」とは言うものの、
初めはどうしても遠慮してしまうものなのですが。
そういう子たちも今や平日から勉強しに来てくれるようになり、
こちらとしてはホッとひと安心です。
そして学力・成績はもちろんのこと、
勉強に対する意識が非常に高い子たちが今年も来てくれたものだと、
教室内を見渡してみると改めて感じます。
夏休み前までは特にそう感じることもなかったのですが、
やはり先輩たちの姿を今年もちゃんと見てくれていたようです。
1階では今日も普段通り授業をやっていましたが…
休み時間など合間を見て、
2階からプリントをもらいに1階へ下りてきます。
「テスト範囲のプリントをください!」
そう言った直後に私は、
「ダメ!」
テスト前のいつものやり取りです。
言い方を間違えたことにすぐに気づいたその子は、
「○○(教科)の○○(単元)のところのプリントをください!」
…と、改めて言い直します。
「じゃあ、ちょっと待ってて。」
と言って、それから私はそそくさとプリントを準備し始めます。
それは対策プリントをもらいにくるときの、
ちょっとした約束事なのです。。
その理由は一つだけ。
こちらがテスト範囲を調べ、
「準備してあげた」プリントは、やらず仕舞いのことが多いから。
出題範囲とは分かっていても、
こちら主導で準備するプリントに、
子どもたちの意識は乗らないのです。
つまりそれではコピーする時間も資源もムダだということ。
更にプリントを手渡された時点で、
もう身についてしまったかのような錯覚に陥ってしまいます。
だからこそテスト勉強に必要なプリントの
せめて内容だけは自分自身で考えなければなりません。
ずっと塾に通っている子は、
その意味をしっかり分かっており、
プリントをもらいに行くときのその約束事を、
新入塾生に得々とレクチャーしている子も今日はいました(笑)
子どもたちが揃って帰るころ、
明日は朝10時から塾が開いていることを伝えると、
数名が「朝から来ます!」…と。
さあ、何人が本当に朝から勉強しに来るものか。。
明朝が楽しみです。