朝早くから外は雨。
しとしと降り続くその雨に、季節の変わり目を感じます。
中3生の勉強会で忙しかった先週末までとは打って変わり、
今日は久々にゆったりした気持ちで朝を迎えました…。
「そういえばやらなきゃいけないことがあったなぁ。。」
『受験』という一大イベントを終えたのも束の間、
今度は『確定申告』という強敵が待ち構えています。
そしてそれに追い打ちをかけるかような天候不順。
早く仕事場に行かねばとは思いつつ、
こういう状況ではなかなか身体が言うことを聞いてくれません(笑)
そんなとき、
「娘が12時から勉強に行きたいと言ってるんですけど・・・」
…と、絶好のタイミングで保護者からの一通のメール。
これから準備を整えるための所要時間を考え、
「12時ちょうどに来てください。」とすぐに返信し…
そのメールに後押しをされる形で、
そこから一路塾へと急ぎます。
時計の針が12時を少し回ったころ、
その子たちが塾にやってきました。
「休みの日くらいどっか遊びに行けばいいのに~。」
と、私もつい思ってもない言葉が
口をついて出てきます。
そうは言いつつも、
「塾に勉強しに行こう!」・・・
折角の休日だからこそ、
こうやって元気に塾にやってくる子たちは、
こちらも手放しで歓迎してしまいます。
ついこの間まで受験勉強を頑張ってきたこの子たちも、
4月を迎えれば晴れて中学生。
部活動も始まってしまえば、
なかなかこういう時間をつくることもできないことでしょう。
そんななか一人の子が、
先日別の塾で受けた模試の答案を嬉しそうに見せてくれて、
それを手に取ってみると…
真剣に受験勉強と向かい合ってきた証がそこにはありました。
この子が一年間で得たもの。。
「知識」や「問題を解く力」よりもむしろ、
「算数に対する自信」の方が、
これから中学で勉強をしていく上で、
かけがえのないものになっていくでしょう。
そして今まで頑張ってきたからこそ、
今は楽しく笑っている自分がいること、
充実した日々が送れること。。
そう思いつつ…
午後4時にはその子たちも帰宅。
今日は終始楽しそうに勉強をしている声が、
教室から聞こえていました。
気がつけば雨も上がり、
外はすでに夕方の匂いがしています。
私はブログを書き終えたら、また気持ちを切り替えて…
これから夜の授業の準備にとりかかります。