年度の変わり目は自分の学習を立てなおすよい機会です。
数・英にかぎらず、それ以外でも思うように点数が伸びない教科を、皆それぞれに抱えていることでしょう。
「○○くん(さん)はあまり勉強してないのにどうしていつも点数がいいんだろう??」
クラスの友だちに対してそういう疑問を感じたことはありませんか?
他人の内面をのぞき見ることはもちろんできませんし、そういう子を見て「自分にはムリ」と、あきらめている人もいるかもしれません。
ただ、教える先生の側から見て、一人一人の能力の差など、点数に表れるほどの開きはありません。
授業のとき、自宅学習のとき、近い未来を見据えて勉強をしていますか?
そこがいちばんのちがいだと思う。
“近い未来”とはもちろんテスト本番のことです。
みなさん授業中に問題を解く→解説を聞く→やり直しをするという作業をいつもやっていますね。
実はそこで終わりではありません。
“賢い子”はその作業のあと、次の問題に移る前に、今やったことを『いったん覚える』というアクションを必ずやってます。
時間にすればわずか数秒のことですが、「ここがテストに出たら困るだろうな」と思えるメンタルこそが、その子の能力と言ってよいでしょう。
また、そういう子は、集中して短時間に勉強をする傾向にあるため、「あまり勉強もしてないのに…」と周囲から見られても不思議ではありません。
① やり直しが終わったらあと、すぐに次の問題に進んでしまう
② “覚える”より“忘れる”ほうが早い
③ 宅習は“終わらせる”ことが優先
上(↑)のどれかに当てはまる人は、ここに書いてあることを思い出しながら、3月中に学習姿勢をしっかりと修正しましょう。