夏の学習から新たな一歩を

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塾通信(8月)からの抜粋です。

今年の夏休み、塾ではほぼすべての時間を基礎力の定着のために力を注いできました。

9月から学力を伸ばしていくための下地をつくるべく、これまで見落としてきたところを補完しながら、それと同時に習得済みの知識も再度引っ張り出すことで忘れてしまわないようにする。

1年のうちで夏休みにしかできない作業です。

開始当初と比べると、子どもたちの煩雑な知識も頭のなかでずいぶん整理されたようです。

「よし!次のテストは点数が取れる!」と、手ごたえを感じている子もいることでしょう。

ただ、塾では解説に多くの時間を割くため、演習量・暗記量という面ではまだまだ不十分といえます。

夏の学習がテストの点数に繋がるか否かは、今後の本人の学習姿勢にかかっています。

とはいえ、現状確実にいえることは、「勉強に時間をかけてもなかなか身につかない」というところから、「やりさえすれば身につく」状態まで全員が到達しています。

実際に差がつくのもここから、ということです。

“伸び悩み”から一歩を踏み出せる好機は、1年のうちにそうそう訪れるものではありません。

夏休みも残りわずかとなりましたが、子どもたちには9月からの学習へ向けての意志を固める夏季終盤戦を過ごしてほしいと思います。

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