1月27日水曜日・晴れ。
本日、私立高校入試当日です。
極寒のここ数日間の気候とは打って変わり、
今日は肌を刺すような寒さもなく。
それはまるで受験生を後押しするかのよう。
子どもたちも天候に集中力を乱されることもなく、
よいモチベーションでそれぞれの決戦の地に向かっていったことと思います。
昨日は試験日前日であるにも関わらず、
自習室には10名の中3生の姿が。
「前日は自宅でしっかり準備を整えるように…。」
そう促した一昨日の私のアドバイスはどこへやら(笑)。
質問に来たり、プリントを取りに来たり…
各々が最後の確認作業に追われます。
結局9時過ぎまで自習室は、いつもと変わらぬ光景。
「みんなしっかり眠りにつけたかな~?」
確かにその心配もありますが、
前日まで普段のリズムを崩さなかったことも、
平常心で試験に臨むにはある意味正解だったのかもしれません。
県立高受験を目指す子どもたちにとって、
今日の私立高受験本番は絶好のリハーサルともいえます。
その場の雰囲気にのまれることなく、
如何にして自分の力を出し切るか。
試験会場の空気を思いっきり吸ってきてほしいものです。
そしてたった一人、悩みに悩んで私立専願を決意した子。
その子にとっては今日が受験の集大成となる。
悔いなく受験を終えてくれるだろうか?
塾に来てよかったと最後に言ってくれるだろうか?
いろんな想いがあるけれど…
5年生のころから見てきたその子の顔を、
試験日前日まで見ることができた嬉しい気持ちと、
反面寂しい気持ち。
ともあれ県立入試日までは、日を見て塾に勉強をしに来てくれる。
高校入学までは県立生と机を並べ、
みんなと同じ気持ちでまだまだ努力を続けてほしい。
そして”私立専願”も自らが選んだ道。
これからしっかりと地に足をつけて進んでいってほしい。
今日からまた気持ちを切り替え、
今度は県立高受験へ向け、更に厳しい戦いに突入します。
今年は早い時期から中3生のあいだには、
例年になくピリピリした空気が漂っていました。
高いところを目指す子どもたちが多いため、
それも必然といえますが…。
こちらが手を差し伸べる前に、
自分たちで日々前進してくれる…
ぐんぐんと伸びてきているのが分かる。
“勉強を教える”より”やる気を教える”方が、
数倍難しいことだと分かっているだけに、
子どもたちのそういう姿を見るのは殊更嬉しい。
しかしあと40日間この状態が続くことを考えれば、
子どもたちの身体面・精神面のケアが最優先となりそうです。
そしてそれは親御さんにとってもいえること。
「○○時に迎えに来てー。」
「○○のテキスト、ぼくの部屋から持ってきてー。」
親の生活などあったものではない。
「お父さん・お母さんにも生活があるんだから…。」…と、
こちらがいくら促そうが子どもたちにとっては何処吹く風。
ゼミへの送り、その迎え、夕食を取ったあと自習のためまた塾へ送り、そしてまたお迎え。。
“親に感謝”よりも”してもらって当たり前”がほとんどなのは、子どもにとっていつの時代も同じ。
ともあれ親に甘えられるのもあと数年でしょうから、
自立すれば否応なしに親の有り難さも実感することでしょう。
長いような短いようなあと40日というこれからの期間、
ご両親さまには大変ご苦労をお掛けしますが、
どうぞ宜しくお願い致しますm(__)m
以上、私立高受験前の状況でした。
ブログの回数もめっきり減ってしまいましたが、、
受験まではどうかお許しください。