残り3ヶ月!!

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受験終了まで残り3ヶ月を切り、中3生の受験勉強もいよいよ終盤を迎えました。

今週中には全員の三者面談を終える予定、志望校が固まったこれからが本当の正念場です。

現在のところ、中3生の中に入試教材のやり残しがある子どもはなく、逆に早く次の教材をもらおうと、予定よりも先に進めている子どもも見られます。

「自主性」を説きつつも、必要が出てくればこちらで軌道修正をしてあげなければと思っていましたが、その必要はまったくなかったようです。

真面目な生徒を茶化したりして、足を引っ張るような子どももいません。

統一模試・第3回地区実力テストを見る限り、今年の「無言学習」良い成果が表れているようです。

 

正直これまでは、教材のやり方について指導することはあっても、子どもたちの方から質問がない限りは、こちらから声を掛けて教えることは控えてきました。

というのも、これまでの2ヶ月間で子どもたちにやって欲しかったこと…それは…

① 入試問題に真正面から向き合うこと

② やり直しの仕方を覚えること

③ とにかくたくさんの問題を解くこと

特に③に関しては、入試当日「この会場にいるほかの誰よりも自分は勉強した!」という自信が絶対に必要だからです。

これまでの無言学習での子どもたちの取り組みは正直こちらの期待以上。

たまに休憩もせず勉強しているときなどは、気分転換してほしいと子どもたちに声を掛け少し世間話をしていると、「気が散るから」と言って教室を追い出されることもしばしば…(笑)

こちらが特に口うるさく言う必要もなく、休憩時間以外は教室内ではそれぞれが黙々と取り組み、用事があった日なども自分で振り替える日程を考えて来てくれます。

ラストスパートをかける体制は整いました。

ただ、いくらやる気はあっても自分の苦手はついつい避けてしまうのも必然。

そこでこれからはいよいよ細かな指導が必要になってきます。

それぞれの子どもたちが苦手としている教科・単元も把握できました。

今週土曜日から始まる「勉強会」では、質問を受けることはもちろんですが、こちらからもどんどん声を掛けて解説を加えようと思っています。

 

「勉強会」の時間は朝10:00から午後3:00まで…途中30分の昼食休憩を挟みます。

途中に休憩を挟むのは、勉強にしっかりと区切りをつけるため…間延びさせないようにしたいからです。

4時間半という時間は、子どもたちが本当に集中力を保って学習できる限界ギリギリだと思います。

これ以上の時間を設定すると子どもたちが時計ばかり見て、残りの時間を苦痛に感じながら勉強するようになる。

そしてダラダラと勉強の時間を過ごすクセを、わざわざつけさせてしまうようなものです。

4時間半勉強してそれでも「まだ勉強したい」と思った子どもだけ、3:00以降は残って勉強すればいい…もちろん強制はしません。

 

県立入試までたった3ヶ月、されど3ヶ月です。

受験までは子どもたちには常に目的意識とある程度の危機感を持たせつつ…ただ精神的に追い込んでしまっては元も子もありません。

危機感が焦りの気持ちにつながらないようにすること。

受験日が迫り、こちらにも段々と焦りの気持ちが出てきたときこそ、子どもたちに対しては「大丈夫!」という励ましの一言が必要なのだと思います。

そしてその一言がきっとまた明日からの学習の力になるはずです。

子どもたちには学力気力ともに充実した万全の体制で入試に臨んでほしい。

前ブログに記述したとおり、「気持ちが強い子が入試には勝つ!」です。

 

以上、勉強会の様子についてはまた後日ブログにて。

 

 

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