中学1・2年生は、定期テストが終了して1週間が過ぎ、
各教科の答案が次々に返却されているようです。
昨日は塾生の保護者と電話でお話をする機会があり、
その子の様子について少し伺うことができました。
まずはその件につきまして、ブログに書かせていただくことを
どうかお許しください。
そもそもお電話をいただいたのは、明日欠席させてほしいという件。
そのなかで今回の定期テストの話になり…
とりわけ英語で伸び悩んでいたその子に、
少し変化が表れたという内容でした。
「今回は点数を取れたかも…。」と
塾で本人が話していたのをお母様にお話しすると、
「そういえば家でも…、」と
「お母さん、英語ってできるようになるもんやっちゃね~。」
(少し表現が違ってたかもしれませんが…。)
そういう言葉が本人の口から出てきたそうなのです。。
その子は小学生のころから、学習内容を理解する能力には長けており。。
しかし中学へ進学した直後、数学と英語で躓いてしまったそうです。
そして中1の終わりごろ、1年ぶりに復塾。
もともと得意だった算数(数学)は
すぐに90点台の点数が取れるようになりました。
ところが、英語の苦手意識の方が
こちらの思ってた以上に根が深く…。
塾で見ているとみるみる力がついてきているのは、
はっきりと分かっているのに、
それがなかなか学校のテストの点数に繋がらない。
お母様には何度も、
「今度こそ大丈夫です。」…と話をした、
私のその見通しもずいぶん甘かったと反省します。
英語の力をつける…
こと「中学英語」に至っては、他の教科と比べてもそんなに難しいことではありません。
「こうやれば必ず英語ができるようになる」という指導法がある。
定着度合いをしっかりと確認しながら、
段階的にその手順を踏んで指導すれば、
誰でも英語をものにすることができる。
それでも「苦手」を「得意」にするのにある程度の時間を要するのは、
英語は苦手意識を取り払うのがそれだけ難しい教科でもあるからなのです。
その子の口から「英語が分かる」という言葉が出たならば、
そして力がついてきているという実感が自分自身で持てたなら、
今度こそゴールは近い。
今回のテストで、本人の手ごたえ通りに
実際点数が取れているかどうかはまだ分かりませんが、
『苦手』という高いハードルを飛び越えたことで、
大きく前進したことは間違いありません。