学校や塾では、子どもたちの自由をどこまで認めるべきなのでしょうか?
自由と規律を共存させるのは、現場にとってとても難しいことです。
この記事では、「お菓子」と「スマホ」の2つを例にとって考えていきます。
お菓子やスマホを禁止にする理由は?
そもそも お菓子やスマホが子どもに及ぼす悪影響とは
いったい何なのでしょうか?
こんなところではないでしょうか?
お菓子やスマホは、教育現場の安定した運営を脅かす要因を含んでいるのはたしかです。
ですから、学校や塾が子どもを管理できるかどうかの問題になってきます。
- 学校や塾の体制が、それらを管理するのに無理がある(職員、アルバイトが多い など)
- 教師や講師自体の管理能力が不足している
こんなところではないでしょうか?
お菓子やスマホは、教育現場の安定した運営を脅かす要因を含んでいるのはたしかです。
ですから、学校や塾が子どもを管理できるかどうかの問題になってきます。
お菓子「解禁」の流れへ
少し前までは、お菓子やスマホを教育現場から徹底的に排除するという風潮でした。
しかし最近になって、進学系の公立高校で、スマホは別としてお菓子類は授業の合間に限って、許可するところが増えてきています。
そういう学校では お菓子類を許可することに
メリットがあると判断しているわけですね
スマホに関しては、許可する学校がまだまだ少ないのが現状。
理由は、おそらく管理の難しさからでしょう。
最近のスマホの機種は、やろうと思ったことは何でもできてしまいますから。
塾ではスマホの持ち込みは自由にしてますので、これまでに感じたメリットについても触れておきます。
学校でスマホも「解禁」?!
実は学校でもスマホの持ち込み・使用を許可する動きが起こっています。
都道府県によってガイドラインを設けるところもあれば、学校裁量となっているところもあるようです。
今は文科省の認可待ちのようですが、スマホの扱いに対する学校現場の今後の動きには要注目です。
賛否が分かれてはいるが…
スマホの解禁については、文科省や教育委員会、保護者、学校現場、その他さまざまなところで議論がなされています。
解禁に反対している側は、おそらくスマホによる悪影響を心配してのことでしょう。
今はまだ、スマホの持ち込みを許可する場合に、「校内では電源を切る」という措置を予定しているところが多い状況のようです。
近年は学習塾に限らず学校でも、教育のICT化の考えが急速に広まっています。
授業にタブレット端末を導入する試みも、かなり前から取り入れられています。
教育現場でのスマホの取り扱いが今後どうなっていくのか。
10年後の学校教育がどのように様変わりしているのか。
その動向についてはこれからも追っていこうと思います。