塾宣伝の効果

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今日も朝から出勤、少々蒸し暑さを感じながら

「扇風機で過ごすのもあと少しだな~。」

…と、夏の訪れを複雑な気持ちで体感しています。

今日の授業の準備もようやく終わったので少し書き込みを…。

そう、ブログは思い立ったときに書いておかねば、

忙しくなると文章がなかなか頭に浮かばなくなってくるので(笑)

 

家を出るとき目についたもの…新聞広告…。

いちばん上に学習塾のチラシ、更にめくってみるとチラシの半分以上が夏講習の宣伝であることに気づきます。

私も夏ゼミのチラシを出そうかと、少し考えていたはつい最近のこと。

それらの一枚一枚を思わず見てしまいます。

 

塾のチラシが新聞に折り込まれるのは平日が多い。

平日はお母さま方も家事で忙しいので、週末の方がよさそうなものですが…。

しかし実際の週末はというと…世のお母さまたちは、旦那さまや子どもたちのお世話(?)に追われ、

「平日よりもずっと忙しい。」というのもよく聞く話(笑)

加えて週末は塾以外のたくさんのチラシが入るため、パチンコ店の派手なチラシなどに埋もれてあまり目立たないらしいのです。

各塾で考え方も違うかもしれませんが、特に月曜日には塾のチラシをよく見かけます。

 

啓心塾のチラシを出したのは、今から3年半前。

開塾に際して第一期生を募ったときです。

そして思い出すのは開塾前に、ある塾の塾長先生のもとへご挨拶に伺ったときのこと。

大淀地区に本部があるその塾の先生には、

私の勤めていた塾の塾長を通じて、平(ひら)の講師だったころからとてもお世話になっていました。

「チラシはどうするの?」

と聞かれた私は、

「チラシを出すのは初年度だけです。」…と。

そう言う私にその先生は、

「チラシだけは定期的に出した方がいいよ。」と言われます。

以下はその先生の言われたこと…。

『塾生を集めるのにチラシの効果はあまり期待していないよ。

要は塾の知名度を上げる、地域に塾の名まえを浸透させることが大切。

今、塾に来ている子どもたちも、塾の名前がある程度知られていた方が、学校の友だちにも堂々と塾の名前を言えるでしょ。』

チラシは塾生集めの手段だと簡単に考えていた私も、

その言葉には流石に大きくうなづいてしまいました。

今は教務を離れ、経営に力を注がれるその先生ですが、

長年塾長をされていた方の言葉には重みがあります。

そして、近くに塾を出すというのに、そのあとも色々と教えていただいたこと、今でも凄く感謝しています。

結局1時間以上ものあいだ時間を割いていただくこととなり…

その日はホクホク顔でそちらの塾をあとにしました。

 

実際今まで、塾のチラシを出すことは何度か考えたことがあります。

小さな塾の場合は、経営面での対費用効果を考えれば、チラシで1名入塾者があれば十分なのですから。

私が経営に専念している立場であれば、間違いなくそうするでしょう。

しかし今年も塾のチラシを出すことを思いとどまったのは…

『広告を出す』=『塾生に力を注いでいない』という固定観念をぬぐい去れないからです。

少なくとも広告を目にした塾生にはそう映るのではないかと…。

実際、チラシを出している塾がそうである筈はありません。

募集だけに力を注いでいるような塾では、とっくに塾生がいなくなっているでしょうから。

あくまでも全て私の思い込みにすぎませんが、

今来てくれている塾生とその保護者が、一人残らず塾に満足していると確信が持てない限り、広告を出す気にはなれないのかもしれません。

それは子どもたちにまだ手を尽くし切れていないと、私自身が思っている証拠でもあります。

 

今の塾生は皆、保護者の皆さんや子どもたちの紹介で入塾した塾生ばかりです。

以前のブログにも書いた通り、皆がいい子たちなので、必然的に成績向上を目指していく雰囲気も出来上がっています。

つまり、今まで広告を出さなかったことによって、よい効果はちゃんと表れているのです。

特に保護者の紹介の子は、勉強に対して前向きな場合が多く…

自分の子どもさんに悪影響を与えかねない人は、当然紹介されないでしょうから…。

 

まだまだ書きたいことはたくさんあるのですが、今回もまた長くなってしまったのでひとまずこの辺りで。

書き始めるとつい長くなってしまいます(笑)

今後のブログへの書き込みの目標は…

『短い』書き込みを『頻繁に』です。。

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