私立高校入試を3日後に控えた昨日、
塾としては恒例となった行事
「受験に勝つ!」の食事会でした。
トンカツ弁当を食べるというのも、
子どもたちにとっては特別なことではないかもしれませんが、
みんなで机を並べ、ワイワイ言い合いながら同じものを食べる。
体力面ももちろんのこと、
精神的に疲れた表情をしている子も見られるこの時期に、
子どもたちの本当に楽しそうにしている姿を見られて
こちらもホッとしました。
1時間ほどではありましたが、
子どもたちも久々に勉強のことを完全に忘れて、
楽しんでくれたのではないでしょうか。
お昼から3時の終了までの間、
結局気持ちを切りかえられなかった子もいましたが…。
夕方になるとまた、
一人、二人とやって来て、
夜の8時ごろの教室内の風景は、
日中とほとんど変わらないものになっていました。
「ちょっと気を緩め過ぎたかな。。」
私が言う前に、
子どもたちの方がそれを一番よく分かっていたようです。
めずらしく今日は質問が少なかった
昼間の勉強会と比べ、
それを取り返すかのように、夜は次々に質問が出ます。
そして子どもたちの顔にも、
受験を開始した頃のような「元気」が戻ってきたようにも感じられます。
県立入試まで残り37日。
受験生にとってはこれからが
本当の意味での正念場です。
「苦しみ」や「悩み」が大きいほど、
合格を手にしたときの「喜び」も大きい…。
「今まさに解いているその問題が、
入試で出るかもしれないんだよ。」
その意識をいつも持っている子は、
着実に合格に近づいていくこと。
昨日言ったそのことばを、
一人でも多く心に刻んでくれてればと思う、
今日この頃です。