“入塾基準”について

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学校で新年度の授業が開始となって、

ちょうど2週間が経過しました。

中学生は4月の初めまで、

今年は怒涛のような体験・入塾ラッシュ。

在塾生もこれまでなかなか落ち着いて勉強する環境では

なかったかもしれません。

しかしここにきてようやく小康状態(?)を迎え…

塾での指導も子どもたちに安定供給できるようになってきました。

 

今週は小学生に体験生を迎え入れることになっており。

まだまだクラスの人数も少ない小学生。

逆に集中して勉強できる環境ではあるようですが…

やはり競争心を養うことも大切。

どうかあと2~3人は来てほしいものです。

 

今年の卒業生(5期生)は

高校入試で素晴らしい結果を残してくれましたが、

今年度も必ず”全員合格”を達成したいところ。

そこで今回新たに考えていることは…

“入塾基準”を明確にしておくということ。

詳しくは来月の通信に記載する予定ですが、

その内容と考えについて、先行してお話しします。

 

その”入塾基準”とは、

『学校のテストで過去半年以内に、

学年で8割以内の番数を取ったことがある子どもに限る』

この一点のみです。

(200人の学年であれば160番以内が基準ということです。)

 

この基準についてまず言いたいことは、

「成績のよい子」を受け入れためのものではないということ。

「がんばれる子」を受け入れるための基準です。

 

今年の卒業生の高校入試の成果は、

まさにその”がんばれる”子たちが集まったからに他なりません。

入試までは当然、たくさんの課題を与えましたが、

すべてそれに応えてくれました。

そして幸いにも、今年塾に通っている子のなかに

“がんばれない”子は現在一人もいません。

それは一期生から作り上げられてきた、

塾の伝統とも言ってよいかもしれません。

「宿題」…必ずやってくる、「単語テスト」…必ず合格する。。

そういう流れ。

先のブログでも記載した通り、

やる気のある子は同じような子を塾に誘い連れてきてくれます。

今のよい流れを決して断ち切りたくはありません。

 

ではなぜ「8割以内の番数」を基準とするのか?

それは塾に頼らなくても、

“がんばれば”自力ででも到達できるという基準です。

それをやり遂げる意志のない子は、

たとえ塾で勉強をしても同じことです。

 

もちろんこの基準に達している子の中にも、

“がんばれない”子はいるでしょう。

ですからこれはあくまで「最低基準」。

もし基準に達している子が入塾した場合でも、

入塾後、1ヶ月間のその子の取り組みを見て、

がんばれないとこちらで判断をしたときは、

「成績を伸ばすことはできません」との塾の意向を

速やかに保護者にお伝えする。

たとえその子が在塾生の紹介で入塾した場合でも、

もちろん例外ではありません。

 

逆に、これまでの成績がたとえ学校で最下位に近いものだったとしても、

「8割」のところまで自力で引き上げることができれば、

…つまりその努力ができる子であれば…

塾としても快く受け入れるつもりです。

 

体験生を受け入れている期間は、

少なからず在塾生にも進度の上で迷惑をかけてしまいます。

その体験生がもし”がんばれない”子であればそれは尚更のこと。

入塾基準に関して明確な線引きをすることで、

クラスに好ましくない雰囲気を呼び込むリスクを避けたいという考えです。

 

教室に収容可能な人数を考えれば、

中3生以外はまだ余裕があるのですが…

『人数』よりも『結果』を重視したい。

ですからこの基準だけはぜひ明確にしていこうと思います。

 

とりあえず、5月の通信の発行までは保留期間。

発行時点で決定にしようと思います。

保護者の方でもしご意見等がありましたら、

それまでにどうかぜひお聞かせください。

 

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