年内最後の定期テストが、中1・2生も今日ようやく終了となりました。
(中3生は11月初めに既に終えています。)
今回のテスト期間中、
中2生は、
毎日塾に勉強しに来る子どもたちも多く、
定期テストに対する意識の高さが伺えました。
結果はどうあれ、今回はよく頑張ってくれたと思います。
中1生は、
事前にしっかり準備できていた子が一部いた反面、
テストの前日に慌てて対策プリントの勉強をする子もいて、
次回へまだまだ課題を残すテスト期間となりました。
ともすれば各教科の点数ばかりに気を取られ、
「なぜこのような結果になったのか」振り返るのを忘れてしまいがちです。
どうすれば次のテストの点数に繋がるか、
結果を踏まえ子どもたちにはこれから話をしていかなければなりません。
そして中3生は、
定期テストの結果とともに、
10月に行われた地区実力テストの成績も返却されたようです。
それに伴い、志望校変更を相談してくる子も出てきています。
学校でも現在三者面談が行われており、
塾でも来週から2週間で最終の三者面談を行う予定です。
7月に行った面談とは違い、
入試まで3ヶ月となった今回は子どもたちの希望は最大限に尊重しつつ、
現実的に不可能な場合にはそれを軌道修正していかなければなりません。
注意しなければならないこと…それは、
点数が足りず志望校変更を余儀なくされたときに、
その子に「志望校のレベルを落とした」と思わせないこと。
合格ラインのより低い高校に志望校を変更した途端に、
「自分はレベルを落としたからもう大丈夫。」
そう勘違いしてしまう。
結果、合格ラインに届いていたはずの高校に失敗してしまうというケースも
今まで多々見てきています。
そういう意味では、11月の時点で志望校に点数が足りなくても、
「絶対合格する!」と強い意志で入試まで努力した子が、
最後には合格を勝ち取るのもそんなに稀なことではありません。
毎年のことですが、
最終の三者面談では志望校変更を勧めなければならないことがもちろんありますが…
その場合にはその子がモチベーションを保ったままでいられるように、
本人が完全に納得の上で志望校は決定する。
要は最終的に自分で決断すること。
冬ゼミから全員がスッキリとした気持ちで受験勉強に没頭できるように…
来週から入試に向けての大切な2週間です。