中3生は市の中体連が終わり、昨日から本格的に受験勉強に突入しました。
今週からは生活のリズムも大きく変わることでしょう。
これからは自宅での時間の使い方によって、成績にも大きな開きが出てくることは必至。
生活に余裕が出てくる分、それを上手く使うことができる子とできない子に分かれる…。
そして夏休みまでで今後の学習の方向性もほとんど決まってしまいます。
残念ながら中体連が終わったとはいえ、すぐに危機感をもって勉強することはなかなかできません。
たとえ机に向かう時間が増えたとしても、中身の濃い勉強ができているものかどうか…。
入試まで残りたった9ヶ月。
しかし子どもたちは『まだ9ヶ月もある』…と思っているはず。
まずはその意識をどうやって変えていくかが課題です。
時間をかけて少しずつモチベーションを上げていかなければなりません。
昨日は授業の時間を使って一人一人に自宅学習の計画表を書いてもらいました。
まずは今までの自分の生活を振り返ること。
実はそれが今回計画表を書いてもらった一番の目的です。
「今までの生活の中にいかに無駄が多かったか」
そのことに気づいてほしい。
記入している最中に見回ってみると、案の定…すごく立派な(?)計画表が完成しようとしています。
「本当に実行できれば市内の高校どこでも合格できる」と言えるようなものが…(笑)
そこで…「この計画は1日だけじゃなくてずっと続けるんだよ!?」
そう言うと、最初に立てた計画を少しずつ修正し始めます。
やる気があるのはとても良いことですが、
でもやはり継続できなければ計画を立てた意味も半減ですから…。
結局全て仕上がるまでに20分もかかってしまい、
その後バタバタしながら授業をする羽目になってしまいました(笑)
しかし自分の「やる気」を計画表という形にできたことはとても大きかったと思います。
まだまだ穴も大きい計画表ですが…
これから受験までに試行錯誤しながら、
本当に自分のためになる計画表を完成させてほしいものです。