中3三者面談へ向けて

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中3生は来週から三者面談に入ります。

 

塾では毎年7月と12月の2回、中3生の三者面談を行っています。

>>『7月』は”受験へ向けての意識改革”

>>『12月』は”志望校の決定”

その2回だけは中3生全員に対し一斉に行います。

 

“長い夏休みをどう乗り切るか?”

まずは子どもたちを『受験のスタートライン』に立たせなければなりません。

今回の面談で、自分自身の目標を立て、

親の前で決意表明をする。

 

それを経て、夏休みの初めには中3のクラスの雰囲気や

授業を受ける子どもたちの顔つきは激変します。

たとえもし面談の席で意識を変えることができなかった子どもが一人いたとしても、

そのクラスの雰囲気を感じ、その子の意識も自ずと変わり始めます。

つまり「クラスの大多数」が”真の受験生”になっていさえすれば、

その取りこぼしも防ぐことができる。

全員一斉に行う理由はそこにあります。

 

まだ部活動に参加している子どもが多いのが現状。

現時点で意識がすでに入試へ向かっている子など数えるほどしかいません。

保護者と協力し、そこをどれだけ切り崩していけるかが、

“飛躍の夏”にするためのカギです。

 

そして塾に来る意義を子どもたちにもう一度考えてもらう。

“月謝”というものが発生する以上、

誰でもが塾に通えるわけではありません。

つまり「塾に通って当然」ではいけないこと。

 

『全国学力学習状況調査』などから、学校における”学力格差”が広がりつつあること、

そしてそれが”通塾率”にも関係することが最近分かってきています。

「学力格差」に関する記事

子どもは塾に来るために身銭を切っているわけではありません。

親から月謝袋を受け取って、それを塾で手渡すだけ。

「お金を払って授業を受けている」という意識が希薄になってしまうのも、

仕方ないのかもしれません。

『塾に通う』という行動のみが習慣化してしまうことが、

もっとも気をつけておかねばならないことです。

 

来週には各学校で第1回地区実力テストの成績が返却されます。

その成績を踏まえ、「今自分のやるべきことは何か?」

面談の席でそれをハッキリさせること。

「夏休みを充実させる」ことが「入試での勝利」に繋がることは事実。

来る三者面談、こちらも気合いを入れて臨みます。

 

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