昨日はテスト対策最終日、中3の授業。
中1・2生もテスト勉強にたくさん来ていたため、
中3生は2階自習室を使っての対策でした。
加納・西附の子たちは既に定期テストを終えているため、
それぞれ課題の残る部分を勉強。
テストを明日に控える大淀・赤江のメンバーと机を並べ、
黙々と問題をこなしていきます。
テスト期間中はほとんどの子たちが毎日塾を訪れ、
そのせいか間延びしてしまった様子もなかには見受けられます。
明日にテストを控えているにも関わらず、
教室内で楽しそうに話をしている場面も。。
「自分の成績が落ちるのは仕方ない。他の子に迷惑をかけるな!」
昨日はまずその話でスタート。
中3生よりも、そのとき同じ教室で勉強していた1・2年生の方が、
先に背筋が伸びたのが話をしながら視界に入りました。
みんな自主的に勉強をしに来ている以上、
あまり厳しい言葉をかけるのは本意ではないのですが。。
子どもたちばかりに任せていていると、
自習室の空気がだんだんと緩くなってくるのも必然。
塾に来る本来の目的に立ち返る意味で、
話をするにはよいタイミングでした。
中3生は校内実力テストの結果もほぼ返却が終わったようで、
それぞれが持ってくる成績表を見てみると、
満足のいく結果が得られたのは全体の2割程度の子たち。
まあ、そのくらいのものでしょう。想定の範囲内です。
肩を落として成績表を持ってくる子たち一人一人に、
「実力テストで点数を取れって一言でも言ったかい?」
塾では3月からずっと新しい学年の予習に没頭していた状況。
もちろん社会・理科の対策などほとんど打っていません。
重ねてテスト範囲は1・2年の学習内容。結果が出ようはずもありません。
学習塾としては異例なのかもしれませんが、
毎年この時期には実力テストより定期テストの方に重点を置く。
そこで大きく成績を伸ばす。そして受験に弾みをつける。。
結果を求められるのは9月・10月の地区実力テストです。
夏のゼミで社会・理科を含め、1・2年の内容を中心にみっちり勉強する。
その成果が表れなければならない。
今年の卒業生の入試での素晴らしい結果も、
間違いなくそこでの飛躍的な伸びが勝因でした。
子どもたちには言いませんが、
危機感を持って取り組むために今回の実力テストは不本意なくらいの成績の方が…。
受験へ向けて自分の課題がはっきりと見えたことでしょう。
来週・再来週にはテストの答案・成績表が返却され…
その点数も気になるところではありますが。
今日からまた平常の授業、今日は中2の授業。
テストを終えたばかりの子たちにはゆっくりさせてあげたい気持ちもありますが、
次は7月の定期テストへ向けて一直線です。