月初めから設置作業を行っていた個人フォルダを、
今日からようやく稼働させることになりました。
とはいえ、フォルダへの書き込み作業はこれからです。
(まだほとんどコメントの記入はしていません。)
そして個人のパスワードの回収もまだ2割程度です。
そちらは月謝の納金日までにはご提出いただけるでしょうから、
これからの分は順次追加していき、
本格的な運用にこぎつけるのは今週末といったところでしょう。
そもそも『個人フォルダ』を設置するに至ったのは、
「ご家庭との連絡を密にしたい」という考えから。
もちろん、子どもたちの様子を細かくお伝えするには、
三者面談がいちばんよいのですが…。
それにはご家庭と塾との「スケジュール調整」という、
余分な作業を挟まなければならない。
とても「気軽に」という訳にはいきません。
また、「これだけはすぐにお伝えしておかなければ」というときに限って、
面談の日程がなかなか決まらないことも、
過去に度々ありました。
そして…面談を行うときの状況は大抵、
「成績が伸びてこない」「子どもにやる気がない」等々…
それに対して何らかの対策を講じるための話し合いがほとんどです。。
初年度からそのことはずっと考えており、
「子どもの様子を知りたい」というご家庭には、
定期的にメールで塾での様子をお伝えするようにもしていました。
ただメールにしても…
礼儀として本文の初めはご挨拶から入り、
末文をしっかり締めなければなりません。
つまり伝達内容の他に、
こちらも余計な意識を働かせなければならないのです。
ましてやそんなかしこまったものを頻繁に送信するわけにもいきませんし。。
保護者の「知りたい」よりもこちら側の「伝えたい」の方が先行してしまうのも、
メールのデメリットと言えるでしょう。
そういう経緯でインターネットを介して
保護者にフォルダを気軽に「開いて」いただくのが、
最良だと思い至ったわけです。
「宿題をやってこない」「単語テストが合格できない」
などといういうことがあれば、もちろん記入はしますが…
それに対しては塾の方がまず対処すべきこと。
どうしてもお伝えしたいのはむしろ、
子どもたちが頑張っているときには「頑張ってますよ。」と…。
子どもが、それをいちばん褒めてほしいのは、
やはり親なのではないかと思うのです。
「叱られる」ことが学力の伸びるきっかけとなることは、
ほとんどないと言ってもよいと思います。
特に、近しい人から叱られようものなら、
「やるぞ!」という気持ちよりも先に.
まず「ムカッ」っとしてしまう子どもの方が多いのではないでしょうか?
逆に親からすれば、
「うちの子は褒めるところがないんですよねぇ~(笑)」
「気がついたら小言を発してますよ(笑)」…と
褒めたいけれど、そのための”材料(根拠)”と”タイミング”がなかなか出揃わない。
子どもの反抗期が重なっていれば、それは尚更のこと。
どこのご家庭でも同じなのではないでしょうか。
今回設置した「個人フォルダ」が、
子どもの「やる気」を促すツールとなってほしい。
まずはそこに重点を置いていることを、
保護者のみなさまには是非お含みおきいただきたいと思っています。
そして設置すると決めてから、
私も子どもたちのことを考える時間が長くなったのも、
よかったと思える点。
これからがんばって更新していきます(笑)
コメントの記入は月曜日から始めます。